最後の合宿
学生生活も残りあとわずかになってしまいました。
いろいろと「最後の」という接頭辞がついてしまうイベントが多いです。
先週の口頭試問が終わってから僕はそのまま江ノ島に向かいました。
学生生活最後の合宿のためです。
おそらく僕は学部に入学して以来
12回目の合宿だったと思います。
考えてみるとかなり多い数字ですね。
学部一年のときに参加して以来、
合宿で交わされる議論は普段以上にエネルギーに満ちていて
僕にとっては、とてもエキサイティングなものでした。
回を重ねるごとに目から鱗が落ちるような思いを
何回も経験してきたように思います。
そんな合宿も最後だと思うと非常に寂しいですね。
二日目の夜はそんな思いもあってかかなりお酒が入ってしまいました。
というのも途中で宿を抜け出して海岸に寝そべって星を見にいったときに
寒いと思ってポケットサイズのウィスキーを飲んでしまったからだと思います。
でもとても気持ちよかった。
ねっころがって、空を見上げた瞬間、流れ星が「しゅっ」と流れました。
そうやって穏やかな気持ちで、真冬の浜辺にねっころがって
ウィスキーを片手に夜空を見て、流れ星を見ることなんて
もうないんだろうなーと思って、とても寂しかった。
例えあったとしても、そのときの自分は学生ではないかもしれない。
学生ではなくなったときの自分が果たしてどれだけ自分でいられるのかなんてわからないけど。
とにかくそんな気持ちになった。
宿に帰るとみんな楽しそうに飲んでいた。
思えばこの場所に僕は七年間も住んでいたんだと思った。
何が幸せかって、みんなが酔っ払って楽しく話したり、
真剣に熱っぽく語ったりしているのを見るのが幸せだ。
ここに来れてよかったなぁと、訳もなく思った。
僕はこの「包まれている感」が好きだ。
安心できるんだ。
「こっちきて飲めよ」と言われて
その輪の中に入ると、あとはもう飲むしかなかった。
嬉しすぎて。
それでよくわからないことを話しまくって
飲みまくって、気持ち悪くなって寝た。
今考えればもったいないッ!!
もっとゆっくり飲んで、ゆっくりみんなと話したかったなァ。
本当に、本当に僕はラッキーな人間だと思う。
こうして素敵な人たちに囲まれて、
この社会のどこを探しても見つかりっこないくらいに
真面目に小さいこと/大きいことについて考えて、それを話すことができる。
僕もその一員だったってことを誰かが少しでも覚えていてくれたらなぁ、と思う。
とにかくさ、ありがとう。
それを言いたかっただけなんです。
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