06.2.2009

八丈島旅行記 1日目

ボンベを背負って砂浜を歩く。
水に入って足ひれをつける。
耳の抜き方や、空気の吸い方を教えてもらう。
相方はとても不安そうだったけど、とりあえずやってみようということで海に潜る。
海に潜ると、思ったよりたくさんの魚が泳いでいるのが見えて、
すっと遠くまで見渡せた。
中には黄色い熱帯の魚が泳いでいるのも見える。
とても気ままに泳いでいるように見える。
途中でムロアジの群れに遭遇する。
向こうはこっちに気づいているのか、いないのかわからないけど
黙って横切っていった。

きれいな魚を発見するたびに、手でそっちを指したり
叩いたりしみるけど、声で伝えらない。
でも、ちゃんとわかるもんだなと思った。

スーっと深く息を吸い込んで、ボコボコと息を吐く。
チャポチャポという水の音が聞こえる。
それ以外に音はない。

ゆっくりゆっくり泳いで、沖のほうへ向かう。
途中で深い崖があって、底のほうが暗くなっている。
そこから引き返して浜のほうへ戻っていく。
海底はサンゴの赤と、海草の緑でいっぱいだった。
ただゆらゆらと波に揺られている。
なんとなく、ここは時間がゆっくり流れているようだった。

あっという間の30分で、浜に上がる。
ようやく声が出せるようになって、会話ができる。
「きれいだったね~」とはしゃぐ。

シャワーを浴びて着替えて車に戻る。
ダイバーショップのお兄さんがタバコを吸っていたので、僕も一服。
風が強いので、タバコを巻くのが大変だった。
するとお兄さんが「あ!巻きタバコ!懐かしいですね~。一本いただけませんか?」と言った。
どうぞと差し出す。

お兄さんは昔ニュージーランドとかオーストラリアにいたのだそうだ。
そこでは巻きタバコを吸う人が多くて、彼もよく吸っていたらしい。
日本では専門店じゃないとなかなか売っていないから、ずっと吸っていなかったらしい。
八丈島となれば、たぶんほとんど手に入らないんじゃいかなと思った。
生まれは大阪のほうで、八丈島に来てからちょうど一年くらいなのだそうだ。

それから宿に送ってもらった。

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