口頭試問が終わって
昨日合宿から帰ってきました。
口頭試問のあと、そのままゼミの合宿に行っていたんです。
口頭試問は思ったより大丈夫でした。
始まる前はかなり緊張しました。
最後の最後まで英語でやろうか、日本語でやろうか迷いました。
前日に先輩と日本語で練習したときには全然ダメでした。
やっぱり英語で書いたからなのか、英語のほうがすんなり言葉が出た。
口頭試問直前にもう一度、と思って一人で部屋で練習していたんだけど
焦りすぎて頭が真っ白になってしまいました。
リラックスしていればできたかもしれないけど
英語で話していて真っ白になったら終わるな、と思ったから
やっぱり日本語でやることにしました。
部屋に呼ばれて入ると三人の教授が座っていました。
主査である私の先生が簡単に英語で挨拶をして
まず「簡単に修士論文の概要を説明してください」と言いました。
それで10分くらいで論文の概要を日本語で説明しました。
思ったよりちゃんと話せた。
副査の教授の質問は結構戦略的に練られたものが多いように感じました。
インターネットは公共圏なのかどうなのか、とか
ネットカフェ難民に対する政策はどのような影響を与えているのかかどうか、など。
面接が終わって友人と遅い昼食を食べていると
主査の教授から電話があって「いい評価をもらっていたよ」と教えてくれました。
何はともあれ、論文のほうは大丈夫そうです。
それから、最後に主査であるE教授からもらった言葉が心に染み渡りました。
彼は以下の四点について話してくれました。
- あなたの先行研究は非常によくまとまっているということ
- あなたが集めたデータは非常に有効であると同時に、良いまとめ方をしているということ。
そしてそのデータの多くは非常に共感でき得るものであるということ。 - サイバースペースにおいて、ハンナ・アレントの思想からアプローチを試みたということ。
これは知的な意味で非常に優れているということ。 - 以上のような点から、あなたの研究は非常にオリジナリティに富んでいるということ
本当に涙が出そうになりました。
自分が長い時間をかけたことに対して
こんなにも賞賛を与えてくれたことは
おそらく今までの人生のなかでなかったと思います。
そして最後に
「あなたが11月ごろに悩んでいた選択肢、
つまり事例をNGOとするか、それともネットカフェ難民を事例とするか
という選択肢があったことを覚えていますか。
私は正直に言うと、ネットカフェ難民を事例とするには
論文として纏め上げるうえでリスクが高すぎると思っていました。
しかし、あなたは自分の考えたいことがそこにあると信じ、
ネットカフェ難民を事例とすることを選びました。
そしてあなたはネットカフェ難民について書きました。
実際に書いてみてどうですか?
あなたの考えたかったことは書けたでしょうか?」
と言いました。
僕は「まさにこれが僕の言いたかったことです」と答えることができました。
それがこの面接の最後の質問でした。
ほんとに何はともあれ、長い勉強・研究生活がひとまず終わったということです。
やってきてよかったなぁ。。。