02.13.2008

口頭試問が終わって

昨日合宿から帰ってきました。
口頭試問のあと、そのままゼミの合宿に行っていたんです。

口頭試問は思ったより大丈夫でした。
始まる前はかなり緊張しました。
最後の最後まで英語でやろうか、日本語でやろうか迷いました。

前日に先輩と日本語で練習したときには全然ダメでした。
やっぱり英語で書いたからなのか、英語のほうがすんなり言葉が出た。

口頭試問直前にもう一度、と思って一人で部屋で練習していたんだけど
焦りすぎて頭が真っ白になってしまいました。
リラックスしていればできたかもしれないけど
英語で話していて真っ白になったら終わるな、と思ったから
やっぱり日本語でやることにしました。

部屋に呼ばれて入ると三人の教授が座っていました。
主査である私の先生が簡単に英語で挨拶をして
まず「簡単に修士論文の概要を説明してください」と言いました。

それで10分くらいで論文の概要を日本語で説明しました。
思ったよりちゃんと話せた。

副査の教授の質問は結構戦略的に練られたものが多いように感じました。
インターネットは公共圏なのかどうなのか、とか
ネットカフェ難民に対する政策はどのような影響を与えているのかかどうか、など。

面接が終わって友人と遅い昼食を食べていると
主査の教授から電話があって「いい評価をもらっていたよ」と教えてくれました。

何はともあれ、論文のほうは大丈夫そうです。

それから、最後に主査であるE教授からもらった言葉が心に染み渡りました。
彼は以下の四点について話してくれました。

  1. あなたの先行研究は非常によくまとまっているということ
  2. あなたが集めたデータは非常に有効であると同時に、良いまとめ方をしているということ。
    そしてそのデータの多くは非常に共感でき得るものであるということ。
  3. サイバースペースにおいて、ハンナ・アレントの思想からアプローチを試みたということ。
    これは知的な意味で非常に優れているということ。
  4. 以上のような点から、あなたの研究は非常にオリジナリティに富んでいるということ

本当に涙が出そうになりました。
自分が長い時間をかけたことに対して
こんなにも賞賛を与えてくれたことは
おそらく今までの人生のなかでなかったと思います。

そして最後に
「あなたが11月ごろに悩んでいた選択肢、
つまり事例をNGOとするか、それともネットカフェ難民を事例とするか
という選択肢があったことを覚えていますか。
私は正直に言うと、ネットカフェ難民を事例とするには
論文として纏め上げるうえでリスクが高すぎると思っていました。
しかし、あなたは自分の考えたいことがそこにあると信じ、
ネットカフェ難民を事例とすることを選びました。
そしてあなたはネットカフェ難民について書きました。
実際に書いてみてどうですか?
あなたの考えたかったことは書けたでしょうか?」
と言いました。

僕は「まさにこれが僕の言いたかったことです」と答えることができました。
それがこの面接の最後の質問でした。
ほんとに何はともあれ、長い勉強・研究生活がひとまず終わったということです。
やってきてよかったなぁ。。。

12.24.2007

修士論文フレームワーク

事例は全部読んだし、分析も終わった。
さて、どうやってまとめようか。
ちょっと困っています。
あとは書ききるだけなんだけどな・・・。

以下、5部構成です。

  • トピック:「サイバースペース」か「ブログ」か
  • ネットカフェ難民ブログの機能について:承認、情報交換、ネットワーク、個人の創出
  • 先行研究の位置づけ:「新しい」新しい社会運動?
  • 仮説:仮説が成り立たない!?
  • 結論:サイバースペースの「構造」

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12.20.2007

outline of master thesis

I would like to write a memo about outline of my paper here.

Theme:
Emerging Social Movement on Cyberspace in Contemporary Japan
— Document Analysis on Weblogs by Net Café Refugees—

table of contents

1 イントロダクション
1.1 研究目的と研究手法
1.2 日本のインターネットの状況:統計から見るインターネット(『情報通信白書2007』と『インターネット白書2007』――利用者数の変動と利用者の属性)
1.3 サイバースペース論×情報革命論
1.4 社会運動の新たな地平―「未発の社会運動」と後期近代における「主体」(新原道信、稲葉奈々子、Alain Touraine、Alberto Melucci)
2 先行研究――サイバースペースと社会運動
2.1 ヴァーチャル公共圏
2.2 資源動員論
2.3 ネットワーク理論
2.4 仮説と問題提起―日本における「未発の社会運動」とサイバースペースの相互影響
3 事例――サイバースペースでのネットカフェ難民たち
3.1 「ネットカフェ難民」とは――厚生労働省による調査/テレビ局によるドキュメンタリー/湯浅誠
3.2 サイバースペースでささやかれる声なき声――ウェブログ検討
3.2.1 事例1――「ネットカフェ難民」
3.2.2 事例2――「オカマ ネットカフェ難民 今 ワーキングプア 脱出生活記録」
3.2.3 事例3――「ミッドナイト・ホームレス・ブルー」
4 分析理論
4.1 Project Identity—Manuel Castells
4.2 Networked Individualism—Barry Wellman
4.3 Post Subculture—Kahn and Kellner
5 分析
5.1 事例1の内容分析
5.2 事例2の内容分析
5.3 事例3の内容分析
5.4 事例2の著者に対するインタビューの内容分析
5.5 <ネットワーク分布図(トラックバックと外部リンク)>
6 結論:分析結果より――未発の社会運動としてのネットカフェ難民
7 参考文献

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12.1.2007

本日のゼミのまとめ analysis, method

Points are:

  • Chronicle analysis on weblogs and interview
  • Counting the words I define
  • Nexus among context and essence I pick up

How do I linkage my analysis with conclusion? I would like to do so in the chronical analysis on blog and interviewing. In the way, I am gonna show you how the motivation, identification and self-understanding of interviwee are changing.

And I have to fix the linkage among theory (approach), concepts (analytical concepts from theories) and terms I defined for analysis from the concepts. It has to be legitimate for using the concepts and terms.

How do I use the terms? I would like to use the terms for counting the elements of content in the interviews, blogs and posts in the BBS and online communities. As a result, I will show the tendency of identities’ transformation from these cases. And I have to be care about qualitative specificity: that means, how do I make linkage A element in data with B element. To speak in detail, is possible B the context of A. When I want to pick up A essence from the data, quantitative method excludes the other elements. But in the qualitative way, I include the other elements as the background of the main essence that I want to prove something.

11.28.2007

修論用メモ

先行研究の部分がようやく終わりました。
もうちょっとやりたい部分もあったなぁ。

Literature Reviewと分析理論の境目がいまいちわからんですね。

これから読んでまとめたい学者さんたち:先行研究

プライオリティの高いものから・・・

  • Manuel Castells
  • Bary Wellman
  • Craig Calhoun
  • James Slevin
  • Tim Jordan

最後の二つはまあいいかな・・・。

事例

youtubeでネットカフェ難民についての動画のコメントとかも見てみる必要があるな。
2chとかはどうなんだろうか。

ブログについて

一つ目はおそらく一番早い時期にネットカフェ難民自身で運営されたブログだと思う。すでに終了済み。多くの投稿とコメントがある。二つ目はネトナミさんという難民の方のブログ。これも終了済みだけど、たくさんの投稿とコメントがある。

三つ目はネットカフェ難民のものではなくて、ホームレスの方によって書かれているんだけど、ネットカフェ難民について重要な示唆がいくつも含まれている。しかもネットカフェ難民だけじゃなくて、現代の貧困とかその他政治のことなど多岐に渡って、するどい洞察を加えている。

四つ目はこれ、
市民ジャーナリストで若年層野宿者問題に取り組んでいる。参与観察として、インタビューするにはいいかも・・・。

一つ目と二つ目がメインです。他にあるかなぁ・・・。

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11.11.2007

今日のゼミの報告 事例をどうやって集めるか?

今日はゼミがあった。
俺は20分くらい時間があればよかったんだけど
まる1コマ使ってしまいました。
みなさま申し訳ないです。

でも今日はとても嬉しいことがあった。
先生がむちゃくちゃ褒めてくれましたw

これまで書いてきたペーパーを読んで
“absolutely perfect!!"と言ってくれたっ!
泣きそうになりました(泣)

彼曰く、"well organized and having strong consistency”
と言ってくれた。

ああ、ここまで頑張ってきてよかったな。
事例もなんとかなる・・・のかな?
とても不安だ。

理論と同時並行で進めたほうがいいかな。。。

11.9.2007

タスクメモ 修論提出まであとわずか

論文提出まであとわずか。
ちょっとやることを細かく整理しておかないと。。。
まだまだやることがある。。。

11月いっぱい:事例:ネットカフェ難民だけでなく、ワーキングプアも見る必要がある?
11月いっぱい:先行研究:日本の研究者の研究
12月上旬:理論:project identity, individualization,ポスト新しい社会運動論
12月中旬:分析
1stドラフト:12/19
冬休み:引用やレファレンス、スペルチェックなど。
提出日:1/10

がんばるぞ。。。